【ファンを作るということはアンチを作るということ】

先月、キングコングの西野亮廣さんの講演会に行ってきました。
その講演会のあとの親睦会で西野さんが言ってたことが、「全くもってその通り！」
と思えたので、私流に変えてご紹介します。
まず、顧客とファンは違うという話から。

「顧客」は商品やサービスを買う人のこと
「ファン」は自分自身を応援してくれる人

ここは西野さんの話のまんまです。

で、何故「ファン」がアンチになるのかですが・・
ここからは西野さんが話していたことを私の言葉でお伝えします。

「ファン」それも熱狂的なファンほどアンチ化しやすいと私自身も感じています。
要するに「私がこの人のことをこれだけ好きなんだから、きっと私のこともすごく好きなはず。」

「私がこれだけ尽くしているんだから必ず他の人より私のことを特別扱いしてくれるはず。」というバイアスがかかるのです。

お返しなんて期待していない！と言いながら潜在意識では
自分を見て！自分を特別扱いして！と無意識に考えてしまうのが人間。
親子関係でも似たことが言えます。

母の介護を一生懸命頑張ってきたから母親は他のきょうだいより自分を可愛良く思い、財産も多めに遺してくれるはず・・など。

その期待が裏切られると憎悪に変わるから厄介です。

　自分自身が勝手に期待し勝手に入れ込み、その結果、思うような対価を得られないと憎悪しアンチ化する。

アンチで終わればいいのですが、さらにエスカレートするとストーカー化することもあります。

では、どうすればいいのか？
全ては距離感です。
夫婦でも親子でも友人でも大好きな誰かでも・・

人と自分は違う生き物で価値観も違うことをまずはきちんと理解する。

その上で、過度な期待はしないこと。

やってもらえたことは「ありがとう」でも当たり前ではない。

上手くいかなかったときは自分に原因があると自責で生きる。

これをきちんと理解すれば、いろんな人間関係は大きく改善するはずです。
さあ、できていない、もしかしたら「アンチ」になりかけているかも！
と思ったあなたは今日からでも大丈夫！！まずは、自分の気持ちと向き合ってみてください。

次回は有料会員特典で、更に人間関係を上手くいかせるためのコツについてお話します。