2025.11.03に公開

在日韓国・朝鮮人(在日コリアン)の相続手続き

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講義詳細

講師紹介

在日韓国・朝鮮人(在日コリアン)の相続手続きには、日本の法律だけでなく、国籍・在留資格・国際私法・韓国家族法といった幅広い知識が求められます。
また、必要となる証明書の収集は煩雑であり、通常の相続手続きと比べて専門性が高い分野です。
本セミナーでは、司法書士であり在日コリアン4世でもある岩谷彰男 教授が、実務経験に基づき以下のポイントをわかりやすく解説します。

 

セミナー内容

 ● 在日韓国・朝鮮人(在日コリアン)についての理解 ; 国籍・在留資格の基礎知識

 ● 相続関係に適用される法律の整理 ; 日本法・韓国法のどちらが適用されるか

 ● 日本家族法と韓国家族法の違い

 ● 遺言作成や相続手続きにおける実務上の注意点

特に、「国際相続」「在日コリアンの相続」を専門分野としている岩谷教授ならではの具体的な解説を聞ける機会です!

制度の違いや書類の見本や取得方法など
将来的に在日韓国・朝鮮人の方から相談を受けた際、安心してサポートできるための基礎知識を得られます。

岩谷彰男 教授写真

岩谷彰男 教授

韓国名:辛 彰男(シン チャンナン)

司法書士
韓国籍・在日コリアン4世
SHIN司法書士事務所 代表

千葉県船橋市に事務所を構える司法書士であり、在日コリアン4世としてのルーツを持ちながら、日韓双方の法制度に通じる「国際相続の専門家」として活動。

司法書士としてのキャリアでは、不動産登記・会社登記・相続・遺言支援など幅広い業務を手掛け、これまでに関わった登記件数は延べ3,000件以上
特に、韓国籍・朝鮮籍の方の相続手続きに関しては豊富な実務経験を持ち、複雑な国際相続の手続きに数多く対応されている経験豊富な教授です。

強みと専門性

  • 韓国語対応が可能:韓国語文書の翻訳・やり取りにも対応できる数少ない司法書士。

  • 韓国籍・朝鮮籍の相続案件に精通:在日コリアンの相続で必要となる「韓国の家族関係登録簿」や「基本証明書」の収集方法、日韓の法律適用の違いなど、他の専門家がつまずきやすい部分を的確にサポート。

  • 日本と韓国の両方の文化・法制度に理解:自らも在日コリアン4世という立場から、依頼者の背景や思いに寄り添ったサポートを実践。

≪経歴≫

  • 平成26年 朝鮮大学校 政治経済学部法律学科 卒業

  • 平成27年 司法書士試験 合格

  • 平成28年 簡裁訴訟代理等能力認定考査 合格

  • 都内の司法書士事務所・千葉県の司法書士法人に勤務し、

    • 大手ハウスメーカーの不動産決済業務

    • 日本人・韓国人・朝鮮籍の相続案件

    • 遺産承継業務や遺言作成支援
      など数千件規模の相談に携わる

  • 令和2年9月 千葉県船橋市にて SHIN司法書士事務所 を開設