不動産業界のリアル:孤独死・孤立死の現状と対策

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講義詳細

講師紹介

「孤独死の現場から考える、私たちにできること」

孤独死の現場に立ち会い、日々向き合い続けてきた不動産業者として、
私はこれまで数多くの“誰にも看取られずに亡くなる”現実を目の当たりにしてきました。

部屋に残された生活の痕跡、連絡を受けて動揺する遺族、急を要する現場対応——
そこには、死後ではなく「生きているうちにできたかもしれない対策」の重要性が、いつも突きつけられています。

本講義では、実際の現場での事例を交えながら
孤独死・孤立死を防ぐために何ができるのか、
そして起きてしまった後にどう対応すべきなのかを考えていきます。

その答えは、法律や制度の中だけでは完結しません。

私たち専門職として、そして一人の人間として、いま何ができるのか。
専門職として、人として。答えは一つではありません。

今回は不動産業界で起きている現場目線でお伝えします。

柏原健太郎 教授写真

柏原健太郎 教授

株式会社TBH不動産 代表

東京ドーム近くで不動産会社を運営し、不動産業界歴は20年以上。
現在は、相続不動産、孤独死・孤立死、相続人不在、破産管財など、社会課題と深く関わる“特殊不動産”を専門に取り扱っています。

多数の現場を経験する中で、年々増加する孤独死・孤立死の深刻な実態を目の当たりにし、「ただの不動産屋」では支援できない課題の存在を痛感。
生前の予防策から死後の対応、相続・法的支援、供養や不動産整理まで、士業との連携を軸に幅広い支援を行っています。

また、司法書士・行政書士・相続診断士などと共に定期的な相続相談会を主催。現場の“リアル”から導き出した実践的な対策をもとに、地域に根ざした支援活動を続けています。

「現場でしか見えない課題」を伝える貴重な存在として、全国の士業・専門職との連携を深めながら、社会全体で取り組むべき問題提起を行っています。